はじめに
すべての道はローマに通ず
ローマ帝国の全盛時代、世界各地からの道が首都ローマに通じていたことから、物事が中心に向かって集中することのたとえとしていう。(引用:故事ことわざ辞典より)
つまり、栄えている場所には人もリソースも集まり、そこへ行くための経路を作っていくと自然と無敵のインフラができてしまったwという話である。
このようなことは過去だけでなく現代でも起こりうる。この世はインターネット全盛期。ネットワークにアクセスする手段はスマホ、パソコン、タブレット、ニンテンドーDSなど多岐にわたる。
インターネットもローマの道と同じく、紙や人の手、現金で回っていた社会の「質量」という無駄を省き、電気信号一つで手軽にやり取りできるようになり、その手軽さでビジネスに応用され一気に広まった。
また、デジタルはいくらでもコピーできるため、情報共有も容易になり、古来は手紙や電話でやり取りしていたものが、今やスカイプやLINEでやり取りできるようになり、生産性が大きく向上した。
だが、その副産物として、著作物のあり方も大きく変えてしまった。音楽や映画は大手制作会社や、利権にまみれた諸悪の根源であるJASRACなどがあり、ある程度違法コピーの魔の手から逃れているように思われる。
しかし、エロ動画や漫画はおそらくインターネットが出たおかげで超音速で広まっている。引退した女優も2000年代後半ならほぼすべての女優の動画が出てくる。
人間の3大欲求である「食欲、睡眠欲、性欲」この中で唯一なくなっても死なない欲求のはずが、エロが押さえつけられると本当にどうしようもなくなるという習性をヒトは持っている。
その人間の「弱さ」につけいるかのように、ネットには、アフィリエイト目的のエロ動画や同人誌がまみれている。
当然、「~ エロ」と検索すれば大量の動画が一発で出てくる。そうでなくとも、まとめサイトを見ていてもエロ画像がおいていそうなタイトルをつけた他サイトのリンクが貼り付けていたり、アニメの動画サイトを見ていても「今オナニーできない方はみないでください」のようなエロ広告が絶対に差し込まれている。
もうお気づきだろうか?インターネットをしている限り、エロサイトからは絶対に逃れられないようにできているのだ。
また、スマホの性能向上やインターネットの回線速度も5~6年前と比較して速くなっているので、エロ動画の読み込みも格段に速い。
オナ禁72日達成の功罪
私は6年前、高校生の夏休みに初めてスマホを買った。auのIS03という機種だ。
iphone3GSが当時の最新最速の機種である時代に、まさかのauがおふざけでつくったような格安androidの機種だ。
初めて購入して、自宅wi-fiで真っ先に繋いだサイトがxhamsterとよばれるエロサイトだった。そのサイトは当時にしては高画質で動画を提供していた。
当然、PC向けを想定しているため、動画が始まるまでに1分以上かかっていた。
だが、当時高校生。執念深く多タブで開いては読み込んで快適にさせた上でトイレで発射。長時間ふけってしまうほどハマっていた。
それまではPCで見て、それを思い出しながら発射していたのだが、スマホでリアルタイムで見ながら発射できるとあり、ケタ違いに快感があった。当然、悪影響なんかわからないもんだから毎日するようになってしまった。1日に2回はするようになっていた。
エロ動画サイトに対する知識や、女優の名前も覚えていった。
そんな中、女友達に大学のオープンキャンパスに誘われる。当然行った。
そこで、異変に気付く。会話が全然続かないのだ。スマホが来る前は普通の会話はできていたはずなのに、「ああ」「うん」「そうだな~」ぐらいのそっけない反応しかできなくなっていた。
そして自宅に帰った。なんでや~~~!ってうなりながらブックマークしていたコスプレ緊縛モノで2発射。
ぼけーーーっとした顔で就寝。
そんな夏休みで、普段なら本を結構読んだり、宿題を全部終わらせたりしていたのにどれも中途半端に手つかずになっていた。
そんなこんなで中途半端に宿題を終わらせて2学期が始まった。
早速ある宿題テスト。覚えていれば8割ぐらい取れるようなやつなので、普段は余裕だったが、今回は6割ぐらいしか取れなかった。
とうとうおかしいと疑うしかなくなった。なぜここまでできなくなったんだろう。。
授業を聞いて、初日の学校が終わり、有村千佳で2回発射してその日は寝た。
翌日、学校が終わり自宅に帰ってまとめサイトの催眠オナニーのスレを漁っていた。すると「メリーさん」というフリーの催眠音声があって「最悪死ぬ」と書かれていた。
最悪死ぬ快感ってなんなんだろう?と思ったが最後、ダウンロードしてしまっていた。
そうしてスマホにコピーし、深夜1時まで起きてその夜実行してみた。
音声「これから あなたは気持ちのいい 催眠の世界へ落ちていきます」
俺「…(ムラムラ)」
音声「5,4,3,2,1…0!0!0!」
俺「…(イケっ!!)」
ちんこ「…(我慢汁だけ)」
このときすでに深夜二時。翌日朝8時半から学校。学生という身分でありながら、催眠音声でだけでも童貞を卒業したいがために夜中まで起きて誰かの声にアヘ顔で聴き入るという事実だけでも十分恥ずかしかった。
「俺、このままでいいのか…」
性欲に振り回されて学校の成績が落ち、人間としての格も落ちてしまった。
なんのために勉強して高校に進学したのかわからない。オナニーで高校生活、終わってたまるかよぉ!
さっそく、「オナニー やめる 方法」で検索した。歴史が動いた。
自分のスマホでほぼ初めて、まともなキーワードで検索したのだ。
すると早速、「オナ禁」が検索結果として出てきた。
「抜け毛がなくなる」「肌がきれいになる」「モテる」「本質を見抜けるようになる」
ほんまかいな・・・。そういう疑問がありつつも、始めることにした。
今回の決意は固かった。直前まで催眠オナニーや鬼畜エロアニメ、電気媚薬などアブノーマル極まりないジャンルで抜いてきて、人間としての尊厳がボロボロだったので、上昇志向が異常に強くなっていた。
固い決意のまま12日が経過した。いつものように電車に乗っていると電車が急停止した。すんごい揺れた。椅子に座っていて、横には女子大生がいた。女子大生、俺のほうに揺れでくっついてきたが離れようとしない。
そのまま3分ぐらい停止していたがずっと俺のほうによりかかったままだった。急停止はよくあったのだが、普段ならぶっさいくな中年おばさんでもしかめっ面でポジション訂正してくる。ところが!女子大生くっついたままーーー!!
すごい!凄すぎる!これがオナ禁か!
そんなこんなで42日経過した。大学受験のために物理を勉強していた。高校でもぼっちだったので、塾でもぼっちだった。一人で問題を解いていると前の席の女の子に
「◎◎くんだよね!物理、得意なん?」聞いてきた。
「ぁ・・・そうだよ」と言い返すと雑談を始めてきた。
内容は覚えていないけれど、おなきん42日だったのでとにかくうまく話せた。
言いたいこと、こじゃれたネタなど盛りだくさんで話すことが出来た。
「あ、これすごいかも」42日目で確信を持った。
余談
初めての試みでそのまま72日まで続いたのだが、最後に抜いてしまったのはもういいかなという心だった。久しぶりに抜こうとしたが、アブノーマルは気持ち悪くなったので有村千佳先生のコスプレのイチャイチャモノで抜いた。塊が出てきた。翌日、ずっと金玉が痛かった。
実際に、髪の毛はつやつや、肌からニキビが全部消えていた。受験生とオナニーは切っても切れない関係で、周りの受験生は受験シーズンになるとニキビができたり、暗くなったりしているが、今思い返すとそういうことなのだろう。
眠気もおなきん期間はほとんどなく、睡眠は6時間ぐらいで事足りた。深夜アニメ見るために起きてたのにね。
このような経験があったので、オナ禁には「体の調子を上向かせ、コミュ障からコミュ強にさせ、おまけに女子に寄られる。さらに睡眠時間も短時間で済ませられた上に疲れにくくなる」というすさまじいパワーをもっている。
眠気が襲ってこないと、体を動かしたくなる。体を動かすと、余計に体力が付く。そしてより短い睡眠で事足りる。体をry・・・とパワーのある人間になるためのポジティブループに入ることができる。
この時を振り返ると、オナ禁成功に導いた要因は以下の4点だったと考えられる。
・変態すぎる自分に嫌気が差していた
・オナ禁開始直前に客観的、主観的にみてもど変態なオナニーをした(催眠オナニー)
・這い上がりたいという強い思いがあった
・受験勉強というやることがあった
・スマホが貧弱でエロを見るのに苦労した
このように、やることがあり、オナニーに未練が残らない状態で、どん底から這い上がりたいと強く意志を持ち続けられたのでつづいた
ところが、オナ禁72日の達成感はすさまじく、またやろうという気にもならないので大学生になり、社会人になり、また以前のアブノーマルな同人誌やAVで頻繁に抜くようになってしまった。オナ猿である。
なので、また同じようにもう嫌だというほどシコり、現在オナ禁2日目である。
以前よりはやることも少なくなったが、今現在どん底やコミュ障が再発してしまい、それで人生に実害も出てしまった。
またオナ禁の意志は固く、今のところ順調である。
とまあ、こんなところである。
オナ禁200日の夢
72日続いて、女の子に急に話しかけられたり、コミュ力が付いたりと最高の人生を送ることができた。
次の目標はオナ禁200日である。
日々のオナ禁状態を常に管理するため、twitter(@onakin4561)も開設した。
私は社会人になり、風俗も体験したので、200日達成した日にはソープへ行きたい。
それも、有名な札幌のすすきのソープだ。このブログの投稿日は10月28日なので200日後は2019年5月16日だ。
このあたりで連休を有給で取得し、北海道に一人で行く。
すすきので一番評判のいい嬢を指定する。その帰りに美味い飯を高級店でたらふく食べ、格安ビジネスホテルで寝泊まりし、レンタカーでスケートやゴルフといったスポーツをしに行く。最高のプランだ。
そのための貯金や仕事もものすごく頑張る。
200日継続が本当にできたなら、コミュ力も思考力も超人になっているだろうし、彼女ができて風俗に行く必要もなくなっているかもしれない。
72日であんなに人生が変わるのならば、仕事もよりグレードアップしているだろう。それどころか、起業や不労所得を得ているかもしれない。だれにも、200日後のことなどわからないが、やるしかないだろう。
今の夢はざっくりまとめると
・オナ禁200日の達成と、すすきのソープ兼北海道旅行
・彼女つくる
・起業や不労所得を得る
この3つのうちどれか1つでも達成できれば大きな偉業とも呼べるだろう。以上、しがない素人童貞の雑記である